ちから鼓舞

学校では教えてくれない!効率の良い暗記方法!!

学校では教えてくれない!効率の良い暗記方法!!

「暗記が苦手なんです」

そう言われる生徒さんや保護者さまとたくさん出会ってきました。


もちろん、
記憶力に個人差があることもありますが、
実際に暗記が苦手だという生徒さんを指導してみると、
暗記すること自体が苦手というよりも、
暗記の仕方が分からず、結果、
覚えているべき内容をまだ覚えられていないことが非常に多かったです。

暗記科目の点数が低い=暗記が苦手
だと思っている方は非常に多いです。

ですが、蓋を開けてみると、
ただ暗記に割く時間が足りていなかったり、
暗記仕方の効率が悪かったりすることが多いのです。


今日は実際に指導してきた生徒さんの暗記科目の成績がグッと上がった方法を
科目別にご紹介します。

英語(単語、熟語)

1.市販の単語帳、熟語帳を使う

必須単語や入試頻出単語などは、
さまざまなデータを研究して作られている単語帳を使うのが
一番効率的です。

覚え方は、
①まずざっくりと一周、以下を行う。
 ぱっと見て日本語訳が出てきたものはそのまま、
 日本語訳がすぐに出てこなかったものに丸印をつける。

②2周目は、丸印がついているものだけテストする。
 覚えられていたら丸印の上から×を書く。
 覚えられていなかった単語は、紙に数回ずつ書いたり、声に出して覚える。

③3周目以降も同様、
 丸印がついているものだけテストし、覚えられていた単語のみ丸印の上から×を書く。

④以降はこれをひたすら繰り返す。

2.自分用の時短単語帳を作る

①ではカバーできない細かいところまで
自分用にカスタマイズされた単語帳も必要です。

実際に問題を解く中で、
自分が分からなかった単語や熟語、イディオムなどだけを集めた単語帳を作ります。
単語帳と言っても、ペラペラめくるものだとかなりの量を使うのでお金もかかりますし、かさばります。

そこでおすすめの方法があります。


まずA4かB5のルーズリーフを縦に四等分されるように折ってください。
そしてしっかりと折り目をつけたら開きます。
この折り目が縦線の代わりになり、実際にペンで線を引くよりも時短になります。


そして、
下の写真のように、左の2列、右の2列がそれぞれセットになるように、
日本語と英語を記入します。


覚える時、覚えているか確認する時、復習する時は、
下の写真のように折り曲げれば、
答えを隠してテストができます。


これは英語⇄日本語だけではなく、
左にキーワード、右に覚えたい関連用語、として暗記に使うこともできます。


このようにして作ったルーズリーフをファイルにまとめておけば、
いつでも確認できる自分の弱点だけを集めた最強の単語帳になります。

理科(生物、化学)

1.インプット

まず、参考書の内容を自分で書いて説明できるようにします。
方法は、
①ざっと参考書を読む
②参考書を理解しながらノートなどに簡単に写す・まとめ直す
写しながら、頭に叩き込むイメージで暗記しながら写す。
※この時、ただ写す作業にならないように気をつけましょう。

2.アウトプット

次に覚えた内容を確認をします。
先生になったつもりで、
まだこの単元の勉強をしていない生徒に、何も見ずに板書をしながら説明できるか、
一人で声に出しながら(頭の中で喋るのでもOK)ノートに書きながら説明してみましょう。
もちろん黒板やホワイトボードを使って友達に説明してみるのもかなり効果的です。

アウトプットをすることで、
自分がまだ理解できていなかった部分や覚えられていない部分を発見することができます。

そしてそのような部分をピンポイントで潰していけば、
効率的にもれなく覚えることができます。

社会(日本史、世界史、倫理、政治経済)

1.キーワードを覚える

赤シートと一問一答形式のテキストや参考書を使って、
キーワードと関連する用語を繰り返し覚えましょう。

覚え方は英語の単語で説明した、覚えられていなかったものに印をつけていくやり方です。

2.知らない用語を限りなく少なくしていく

実際に問題を解いていく中で、
知らなかった用語や知識が出てきたら、
1.の一問一答に書き足し、新しい情報を増やしていきましょう。

新しい情報はただ書き足すだけでなく、その都度しっかりを覚えましょう。

覚える際は、手で書いたり声に出すと効果的ですが、
社会の場合は相関関係がややこしい範囲もあるので、
整理しないと覚えづらいものに関しては、
理科のように自分が見やすい理解しやすいまとめを作ることも効果的です。


学習塾ちから鼓舞では、
「これさえ覚えていれば大丈夫!ノート」があるので、
それをしっかりと覚えてきてもらい、授業の最初に口頭テストも行います。

最後に

いかがでしたか。

確かに、記憶力には個人差があります。

しかし、中高で学習する範囲だけの話でいうと、
努力量や効率でほとんどカバーできます。


個別指導で
それぞれにあった暗記方法を学びたい方は、
ぜひ、ちから鼓舞にご相談ください。

https://chikarakobu.net/concept/